2021年春はIT重説が増えました。

 本年の繁忙期、IT重説(ビデオ通話などを使用して重要事項説明を行うこと)がいきなり増えました。来店されずに申し込みをされる方が増えたことと、混雑時にいったんお帰り頂き、後日、入居の手続きをしていただくようにしていただいた方もいらっしゃったためだと思われます。

数年前から、一応、IT重説ができるようにアットホームさんにお願いして体制はしていたのですが、全然使ったことがありませんでした。昨年冬から来店なしで、契約できるのかとの問い合わせが増えてきて、実際に来店されずに申し込む方が出てきました。

リモートによる室内見学も行いました(リモート見学の状況についてはまだ後日に)。昨今の社会状況のことも相まって一気にIT重説が増えたようです。

IT重説 LINEのビデオ通話はタブレットでおこなっています


IT重説の手順

⓵申し込みをいただく
②審査完了後 契約書等一式を郵送
③予約いただいた日時にビデオ通話で説明
④契約書類を返送していただく

簡単にするとこのような手順になります。

IT重説 数をこなして感じたこと

まずは、重説の日時を決めるのが意外と手間がかかります。お客様と取引士の都合が合わないといけないため、調整しないといけないことと、申し込みから入居日が近いと契約書等の準備期間が短いため、少ない日程の中でなかなか都合が合わせにくいということが多くありました。

もともとアットホームさんのシステムを使うつもりだったのですが、お客様がアットホームのアプリをインストールすることに抵抗があったり、面倒に感じられるようで、実際アットホームのシステムは一度も使用しませんでした。録画もできるし、他の社員も参加できるなど内容はとてもいいのですが、重説のためだけにアプリを入れることをなかなか承諾していただけませんでした。

実際に使用したのはZoomとLINEのビデオ通話で行いました。Zoomは使用したことがある方ですとIDとパスコードをお知らせするのみですみますので簡単ですし、LINEに比べると音声も画像も安定していました。録画もできますので、できればZoomを使って行いたかったのですが、一番多く使用したのはLINEのビデオ通話でした。

実際にIT重説の手順の説明をしていると、「LINEならわかる」という方が一番多いので、まあそれは仕方がないことですね。

実際にIT重説やってみて感じたのですが、表情を見ながら話ができるためか、理解してもらっている感を感じます。電話で話すよりも伝わっているような気がします。こちらがそう感じているということはお客様も同じように感じていただいているのではないでしょうか。

当社ですらIT重説のお客様が増えていることは、大手の不動産会社さんならもっと多くの割合になってきているのでないでしょうか。今後、来店せず、見学は現地待ち合わせ、自宅から申し込み、IT重説のような契約も増えてくのかもしれません。支払いも振込や、クレジット決済でできますので、従来のように来店してすべて行うという営業方法は減っていくのかもしれないですね。


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