入居中に注意していただきたいこと ②布団・お風呂前マットの敷きっぱなし
ベットフレームを使うことなくマットレスや布団を床に直に引いて寝ている方も多いと思います。毎朝たたんで片付ける方もいれば、万年床というか、そのまま1週間とか1か月間とか敷いたままという方もいらっしゃいます。
結論から言うと、床に直に敷きっぱなしはやめていただきたいです。
もちろん布団を床に敷くのは良いのですが、敷きっぱなしにしていると、敷布団と床の間に汗が溜まります。寝ている間、一晩で350mlぐらいの汗をかくそうです、その汗が敷布団にしみこみ下に行きます。現在はほとんどが洋室ですので、水分はしみこまず、床が湿った状態になります。
ちゃんと布団を上げて毎日床や敷布団が乾けばよいのですが、敷きっぱなしでいると毎日汗が床にたまっていきます。そして床が変色したり、カビが生えたりします。すぐに掃除をして乾かせは大丈夫ですが、ずっとそのままだと床が傷んでしまい、床の張替をしないといけなくなくなってしまいます。
私も昔、1ヶ月フローリングの床に、布団を敷きっぱなしにしていて、布団を上げたら床がびびちょびちょになってワックスがふやけて白くなっていて、とても驚いたことがあります。慌てて拭いて、床を乾かして布団は捨てました。気を付けましょう
今まで退去した時に、何年も布団を敷きっぱなしにしていで、布団が床にくっついて離れなくなった方や、床が黒く変色したかたもいました。また「お部屋の真ん中から水が噴き出てきた」と電話があったのでお部屋に行ってみて、詳しく話を聞くと布団を1ヶ月ぐら敷きっぱなしにしていて、久しぶりに上げたらこうなっていたという方もいました。それは水が噴き出たのではなくて汗がたまったものです、と説明して掃除してもらい、布団の敷きっぱなしをやめてもらうようにしました。
同じようにお風呂の前にマットを置いている方も、こまめに干して乾かさないと、床が変色したりしますのでマットもこまめに乾かしてください。
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