2019年8月20日火曜日

同じマンションなのに賃貸契約の条件が違うのはなぜ?

先日、お部屋探しにご来店されたお客様からいくつかお部屋を紹介していく中で質問がありました。
「同じマンション(建物)で同じ間取りなのに号室によって、賃貸契約の条件、家賃や初期費用が全然違うのはなぜですか?」
今回の場合はお家賃が5,000円ほど差があり、入居時の諸費用もだいぶ違いがありました。


写真は記事の内容とは関係ありません

そのマンションは分譲マンションを賃貸に出しているいわゆる「分譲賃貸」と呼ばれるマンションの部屋でした。
つまり分譲マンションですからお部屋ごとに貸主(オーナー)が違います。
家賃や、入居時のかかる費用はオーナー様が決めますので違いが出ます。
もちろん賃貸マンションも角部屋や最上階などでお家賃が異なることもありますが、今回はあまりに条件が違ったので驚かれたようです。
建物の見た目では分譲マンションなのかわからないこともよくありますね。

お部屋を紹介するときに、学生さんが多いですか?とか女性の方もたくさんすんでますか?など聞かれることがあります。
自社が管理しているアパートやマンションならわかるのですが、他社の管理、特に分譲マンションの場合はオーナーや、管理会社もバラバラのことが多いので、そのような点はわからないことが多いです。
ただし分譲マンションには管理組合があり、共用部や全体的な管理などは管理組合に委任された会社が行っていることが多いのでそちらに確認すればわからないことはないとは思いますが、仲介の不動産業者にはあまり詳しいことは教えてもらえないことが多いです。

現在は個人情報保護の点など、ちょっと難しいことが多いので、当社でも答えられないことも多くありますで、しかたがないですね。

今回のお客さまはいろいろと検討されて最終的にはお家賃の高いほうのお部屋を決められました。眺望や、お部屋のリフォームの条件も決定要因であったようです。

同じ建物の場合はとても似てはいますが、やはり一点物というのが不動産ですね。

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